投稿日:2008-08-12 Tue
兵庫県社保協通信 2008年8月11日兵庫県社会保障推進協議会
TEL 078-303-7351
集団不服審査請求に270件
8月8日(金)に集団不服審査請求を行い後期高齢者医療制度、介護保険、国保を併せて270件を県審査会に提出しました。
これに先立って県民会館で行なわれた決起集会に80人余りが参加しました。
当日は各市、区の役所への提出もあり、
神戸市西区では後期高齢者医療10、介護保険32、国保5などと件数はさらに増える見込みです。以下各分野の決意表明を紹介します。
☆後期高齢者医療 「半分の人が保険料上がった」 榎並氏(民医連)
兵庫民医連で実施した高齢患者アンケートに約200人が回答した。
後期高齢者医療制度になって保険料があがったとの回答が半分あった。
厚生労働省が「7割の人が下がった」というのはおかしい。
尼崎社保協では、この間各地で後期高齢者医療制度の学習会を開催した。
医療差別を拡大し、高齢者の尊厳を奪うこの制度に、怒りの声が多数寄せられた。
「保険料が払えない」と悲観して線路で自殺を試みた女性がいた。
今回の不服審査請求運動も含め、必ず廃止させる決意で取り組んでいきたい。
☆介護保険 「不服審査請求で激変緩和措置が延長された」 福原氏(年金者組合)
すべての自治体に対して、
介護保険料の所得段階区分を5段階から、
収入に応じてきめ細かい保険料設定を行うよう要求してきた。
その結果、神戸市では5段階から9段階に所得段階区分を改善させた。
また、一昨年に134人余りの会員が不服審査を行った結果、
19年度までだった激変緩和措置を20年まで延長させた。
このような成果は、われわれの運動の成果として確信をもち、
今後も制度改善に向けた運動を強めていく。介護保険をめぐる状況は、
国による介護療養病床の全廃など厳しい状況が続いている。
また、介護サービスの担い手である従事者の待遇改善も緊急の課題である。
このような問題は、国民に負担を強いるのではなく、
国の責任で財源措置も含め取り組むべき課題である。
すべての人々が安心して医療・介護を受けられるために、
不服審査請求運動に取り組んでいきたい。
☆国保 「保険料値上げに怒り三千通のハガキが市会議員に」 田中氏(社保協神戸市協議会)
神戸市は、今年、国保料を一律1万円以上の値上げを行った。
相次ぐ保険料の負担増に対して、
6月に神戸市全区で「国保料・住民税・後期高齢者医療制度」の相談会を行いました。
相談件数は、電話相談102件、各区相談434件で、合計536件の相談が寄せられた。
「払いたくても払えない」状況は深刻。
相談者の多くは年金生活者で、高すぎる国保料や住民税に対して、怒りの声が寄せられた。
4割近くの相談者が制度活用により負担軽減が可能となった。
負担軽減にならなかった方も制度改善の運動に参画するなど、
相談会活動が住民の怒りを運動につなげている。
相談活動と合わせて行われた、ハガキ署名運動も3000筆余り寄せられた。
神戸市は、今回の国保料値上げについて十分な説明ができない状態が続いており、
まったく市民不在の市政。情報開示と説明責任の放棄であり無責任そのもの。
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